トーマス・カーライル
トーマス・カーライルは大英帝国絶頂期のヴィクトリア朝の時代に活躍した歴史家でありエッセイストです。
カーライルは、日本でとても読まれていた作家のひとりでした。
夏目漱石は、カーライルを尊敬する作家のひとりとしており、ロンドン留学中にカーライル博物館に何度か訪れるほどでした。(青空文庫のカーライル博物館を読んでみて)
また、新渡戸稲造がカーライルの著書である"Sartor Resartus"を愛読書にしていたりと明治時代の知識人に大きな影響を与えてきました。
それほど影響力のある作家にも関わらず、現代になりその影は薄くなり、今では日本語訳されている著書を探すだけで一苦労です(泣)。
しかし、カーライルの著作には今日にも生かせる教訓がたくさん詰まっています。
そこで、このブログではトーマス・カーライルの著書を取り上げ再びカーライル熱を盛り上げたいと思っています。
このブログは、Project Gutenberg(青空文庫みたいなもの)にアップロードされている著作をもとにして書いていきます。皆さんも無料で使えるので一緒に読んでみてください。